【福島復興支援】新年初のあとりえクラブスタート
福島県内多くの公立小中学校で7日から新学期がスタートし、ここ南相馬サテライトオフィスにも、子どもたちのにぎやかな声が戻ってきました!
私たちの預り保育「あとりえクラブ」は、子どもたちを各学校までバスで迎えにいき、宿題をしつつ様々な遊びを通して交流する場を設けています。
自由時間もただ好きに遊ぶのではなく、集団遊びや工作の製作など、充実した時間を過ごせるよう工夫しています。
クラブ初日ということで子どもたちの数は少なめですが、スタッフとトランプをして遊んだり、レインボーペインターという特殊な絵の具を使って絵を描いたりと、それぞれ夢中になって遊びに熱中していました。
私たちは、福島の子ども達の放課後を安全でより豊かなものにしていくために、あとりえクラブをスタートさせました。
少子化や家族の多様化にともない、地域の子育て機能が低下する中で、社会全体で子育てを支えていくという考え方が年々重要になっています。
子どもは家庭という環境の中だけで育つわけではありません。
幼いときから、子どもや大人などいろいろな人々と交流することで、子どもの発達は支えられていきます。
私たちはただ単に子どもを放課後預かるのではなく、ひとりひとりが大切にされ、個性を尊重されるべき存在として関わっています。
母親や父親だけでなく、親以外の大人にも「自分は愛されている」と感じることは、子どもの社会性や自主性を育てる上で大切な要素となります。
福島の子どもたちが安心して学び遊べる環境をハード、ソフト両面からサポートし、子ども達の健やかな成長を今年も支えることができるよう、スタッフ一同取組んでまいります。
■支援の窓口